福島県内災害時要援護者 ヒアリング調査(11月30日~12月2日)

 11月30日~12月2日まで広報誌の取材で福島県に行ってきました。記事のテーマは「東日本大震災の要援護者支援をふり返る」です。災害ボランティアについては、この震災で大きく話題になりましたが、高齢者、障害者、子どもなどの支援が必要な人たちはどのような状況に置かれていたのか、あまり報道などもされていません。

 

◆震災発生から福祉施設はどう生き抜いてきたか

 30日は夕方から取材。福島県社協にて保育協議会の方々から保育園の状況について伺い、その後、福島県社協の福祉サービス支援課の方々から県内の福祉施設の状況を伺いました。高齢者施設は老施協がいち早く動き、必要な物資の提供や会津での要介護高齢者の受入れの調整を行った話などを伺いました。

◆苦悩の中から新しい選択肢を生み出す

 2日目となる12月1日。曇り。月舘町付近は紅葉がとても綺麗でした。晴れてたら、もっと綺麗だったと思います。柿もたくさんなっていましたが、出荷できないし、食べられない。飯舘村は、計画的避難区域なので、人がほとんどいませんでした。お店も、郵便局も営業していませんでした。

 今日、取材の第一弾は「南相馬ファクトリー南相馬ファクトリーは、小さな作業所7つが集まって結成された。南相馬ファクトリーでは、缶バッジを作っています。
カンバッジ、http://magokoro-zeppin.sub.jp/goods/index14.html
ブログはこちら、http://minamisoma-fc.jugem.jp/

 今日、取材の2つめ。相馬市立の児童養護施設「相馬愛育園」。園長さんが児童養護施設という措置施設であることから緊急時の際の判断・意思決定がとても難しいと苦悩を話してくださいました。

 相馬から福島へ車で戻り、 新幹線で郡山へ。郡山からは、磐越線で会津若松へ。 憧れのあかべこ列車に乗り込みます。会津までたどり着きます。

◆生活をひとくくりで捉える支援を

 3日目は翌日は、ホテルで自転車を借り(レンタサイクル)、冷蔵庫並な寒さの中、大熊社協が入っている会津若松市役所へ向かいました。今日は、大熊町民協の方にお話を伺います。大熊町の町民は、会津でバラバラに避難されている方が多いです。

  大熊町民協の方はとても精力的に活動をされていて、仮設住宅での高齢者などの個別訪問は当たり前。高齢の問題でも、子どもの問題でも、何でも笑顔で住民の困り事はなんでも聞いて、なんでもつないでいく方でした。

 次は、会津若松駅から郡山へ。大好きな会津磐梯山を背に、今回最後の取材先JDF被災地障がい者支援センターへと向かいます。センターでは、3障害全てに関わる福島県内の関係機関が領域を超えてつながっています。災害時に 支援の必要な障害者をどのように発見し、ニーズを捉え、そして、どうつながっていくか、どう支えていくか、とても有益な話を聞かせていただきました。郡山駅に着くと、もう真っ暗でした。

 

以上の話は、12月中旬に行く宮城県内のヒアリングもまとめ、福祉広報1月号・2月号で掲載する予定です。

 

 

 

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