鶴見川流域センター(12月18日)

◆鶴見川を見守るセンター

 防災ユースの勉強会で鶴見川流域センターに行きました。JR横浜線「小机駅」から歩いて5分。

 まず、センターの職員さんが鶴見川の概要や歴史などをDVDなどを使って、分かりやすく教えてくれました。鶴見川の起源は町田市の上小山田町。町田市、川崎市、横浜市を通る、42.5kmの一級河川。

◆約84ヘクタールの遊水地

 センターの屋上からの多目的遊水地。多目的遊水地は、鶴見川が氾濫しないように、水位が上がった段階で遊水地に一時的に水をためる仕組みです。H6年起工、H15年から実用されています多目的遊水地の広さは約84ha。390万㎥もの水が入ります。過去8回水が入った経験があります。

 今年の12月3日にも増水して水が入り、多目的遊水地の中に日産スタジアムも入っています。私が以前バイトしていた精神保健医療センターもです。知らなかった(^^;)水が流入してきても浸からないようにピロティ方式になっています。

○平成22年12月3日出水概要

http://www.ktr.mlit.go.jp/keihin/disaster/record/pdf/20101215.pdf
(京浜河川事務所hp)

 なお、センターにはXバンドMPレーダもあります。250mメッシュで雨雲などの情報を1分おきに更新してくれるスグレものです。

◆暴れ川としての鶴見川

 航空写真を使って説明「鶴見川は蛇行が多いため、氾濫しやすい」と職員さんが解説してくれました。
 記録によれば、昭和33年「狩野川台風」では2万戸以上が浸水。その後も、昭和41年、51年、52年、57年と氾濫を繰り返しています。鶴見川が「暴れ川」と呼ばれる所以です。

 また、「鶴見川は中流部で海抜が2~3mになるなど高低差が少なくなる。それも氾濫の原因の一つ」と教えてくれました。「それに加え、昭和40年ごろから市街地化が進み、降った雨がすぐに川にそそぐようになってしまったため、保水能力が落ち、短時間で川が増水するようになった」と指摘します。

 鶴見川は動物のバクの形に似ていることから流域センターのマスコットがバクになっているそうです。ちなみに、「流域」とは降った雨がその川に流れる範囲のことを指すそうです。

 なお、鶴見川の水質は悪いと言われていますが、下水処理が整ってきたこともあり、最近では鮎が住みつくなど、徐々に水質が改善されてきているそうです。

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